バ社馬のように働いた私が、なぜ正社員をおすすめしないかの理由についてデメリット（メリットも一応あり）を挙げてみました。
正社員のデメリット
責任が重い
派遣やバイトなどと違い、正規でいるが故にどうしても責任が重くなります。後輩ができると育成の為に時間を取られてしまい、後輩が犯したミスは育成した人の責任でもあるので、ストレスがたまる一方となります。
残業、休日出勤がある
同じく、正規でいるが故に残業、休日出勤があったりします。いくら残業代、休日出勤代が出たとしてもプライベートを重視される方にとっては苦痛以外に他ならないです。
理不尽な要求がある
本来行っている業務と全く無縁なことを毎回やらされることがあります。
特に女性正社員の場合、
- お茶くみ、お茶出し
- 洗い物（コップ等）
- トイレ清掃（男性トイレも含めて）
をやらされている会社が何社も存在します。
事務員の方がやるのは100歩譲ってOKだったとして、事務員のお仕事を最初から全くしてこなかった私でさえもやらされていました。男性社員達に対してはそのようなことは一切ありませんでした。
今考えると、性差別としか言いようがなく、令和になっても相変わらず行っているようです。
サービス残業がある
私が最初の会社に勤めた会社がそうでしたが、定時を過ぎた後の１時間は残業代が全くつかなかったです。そうなるとその時間帯に仕事するのが馬鹿馬鹿しくなります。ずっと定時に切り上げれば良いですが、仕事がまだ残っている場合は最悪の一言です。
倒産のリスクがある
私が２社目に勤めていた会社がまさにそうでした。その頃はリストラで既に辞めていましたが、その後、風のうわさで倒産の情報を耳にしました。倒産し、一から就職を探すのはとても困難で、エネルギーが結構必要です。
副業が禁止されている
副業が解禁された会社もあるようですが、中には相変わらず禁止されている会社も存在します。そうなると、新たなスキルや知識を習得しにくく、頭打ちでしかないということになります。また、残業や休日出勤が多い会社では、副業する時間を設けるのはなかなか難しいでしょう。
飲み会がある（特に嫌な人がいる場合）
会社（特に正社員）で働いている以上、少なくとも毎年１回は飲み会が開催されます。私が正社員だった頃には、お花見の時期、忘年会と２回ありました。
飲み会は基本、会社全体で行われるので、どうしても嫌な人と遭遇しやすいです。そういう人とはなるべく関わらないよう飲み会をきっぱり断るのがベストですが、新入社員となれば、なかなか断りづらいかもしれません。それでもお酒が飲めないし、飲み会に違和感を覚えるのであれば、例え上からの評価がダダ下がりだとしても断った方が後々身の為だと思います。
給与振込先が地銀しか指定できない
派遣でいる現在は、給与振込先をネット銀行に指定できていますが、正社員だった頃は、
- ゆうちょ銀行は指定できない
- 某地銀であれば、振込手数料が安くなる
といったことがありました。
本当にポンコツでしかないです。
地銀しか指定できないと思うと、本当にゾッとしてならないです。
正社員のメリット
無期雇用なので、収入が安定している
考え方によっては、無期雇用で収入が安定しているかもしれませんが、私の場合、10数年でリストラに遭い、倒産した会社もありましたので、必ずしも雇用が安定しているとは言い難いです。
ボーナスがある
確かに派遣やバイトと違って、ボーナスがもらえるのはメリットと言えます。しかし、正社員として雇用されていてもボーナスのない会社が現実に存在しました。私がかつて働いていた会社がそうだったからです。
クレジットやローンの審査に通りやすい
無期雇用で収入が安定しているが故にクレジットやローンの審査が通りやすいし、社会的信用度が高いのは間違いないです。ただ、私が正社員を辞めた時代にクレジットカードやローンを申し込んだ所、正社員ほどではないかもしれませんが、発行できたのもあります。
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まとめ
正社員はおすすめしない理由をたくさん申し上げましたが、それでも正社員の方が雇用や収入が安定してるから良いという人がいるかもしれません。ただ私にとって、正社員という雇用形態がどうしてもお肌に合わなかったのは、紛れもない事実です。参考になって頂けると幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
